昔は普通だったのに何故!?クワガタにスイカがNGな理由

クワガタを育てるとき、まず考えなければいけないのは飼う場所、そして餌ですよね。クワガタの餌と言えば、夏の定番であるスイカをイメージする人も多いのでは?しかし、現在はクワガタにスイカはNGだと言われているのです!

クワガタにスイカはダメ!そう言われるようになったのは、スイカのような水分が多い果物を与えるとクワガタが下痢として弱ってしまうと言われ始めたためです。

しかし、スイカを食べたクワガタが下痢をして弱ってしまうというのは通説です。スイカでも問題ないという意見もあります。しかし、スイカをあげるときには注意しなければいけない点があるのは事実です。

まず、水分が多い食材は腐りやすいという点に注意しましょう!クワガタが腐ったものを食べてしまえば、人間と同じように体に良くありません。腐ったスイカの処理も大変ですから、腐らないように気をつけておきたいですね。

また、飼育ケースが汚れてしまうのも問題です。水分が多い果物は、どうしても果物から出てくる水分で飼育ケースを汚してしまいます。こまめに掃除するのは大変ですし、ナマモノの水分が腐りやすい状態を生んでしまいます。

クワガタを長く飼うためにも、飼育ケースの環境に注意しておくことは重要なんですね。エサの水分以外でも、排せつ物などで飼育ケースが汚れたら掃除してあげましょう。

水分が多いスイカを与えるときには、気をつけなければいけない点があるというのは確かでした。では、何を食べさせれば良いのでしょうか。

一番安心で確実なのは昆虫ゼリーです。クワガタは樹液を食べていますから、それに近いものを与えた方が良いのは事実ですし、栄養バランスも考えられています。

昆虫ゼリーは高いからちょっと…と思う人もいるかもしれませんね。しかし、クワガタの食べる量は多くはありません。1個のゼリーを2・3日かけて食べることがほとんどです。1週間かかってやっと1個、というクワガタもいますね。

一方、果物の場合は腐ってしまうリスクを考え、食べている量・残っている量に関わらず毎日交換がベストです。結果的に、果物の方が高くついてしまうという事が起こり得るのです。

昆虫ゼリーは果物よりも腐る心配が少なく、掃除もしやすいというメリットがあります。クワガタにとっても、飼い手の手間を考えても、昆虫ゼリーは最適なエサだと言えるのです。

もちろん、スイカを含めた果物がNGというわけではありません。しっかりと与え方、掃除に注意していれば問題なく育てることも可能です。

クワガタのエサは、クワガタのこと、毎日世話をする自分自身のことを考えて選ぶようにしておきましょう。

クワガタの寿命は1年!?長く飼うための秘訣とは

全ての生物には寿命があります。クワガタもそうです。クワガタの成虫になってからの寿命、かなり短いイメージはありませんか?夏の期間を成虫で過ごし、冬になる前に死んでしまう、そんなイメージがあるのではないでしょうか。

しかし、クワガタも種類、育て方によっては2・3年と長く飼う事が可能となってくるのです!せっかく飼うなら長く飼いたいですよね。

長く飼うために必要な3つのポイント、しっかりと押さえておきましょう!

まず、種類ごとの寿命をチェックしていきましょう。成虫の状態で1年以上飼う事が出来るかどうかは、越冬できるかどうかが重要となってきます。

つまり、長く飼いたいのであれば長く生きることが出来る種類をゲットするということが1つ目のポイントなのです。

基本的にクワガタは寒さに弱く、冬を越すことが難しい昆虫です。しかし、コクワガタ、ヒラタクワガタ、オオクワガタは越冬することが出来ます。上手に育てれば2・3年飼育が可能なのです。

コクワガタは、どこで採集しても目にすることができる一般的なクワガタですね。大きくても50㎜程度です。

ヒラタクワガタは、比較的気性が荒いとされている種類です。比較的温暖な地域で生息しており、オスでは70㎜を超えるものもいます。

オオクワガタは、臆病なため採集することが難しいと言われています。オスは大きさによって小型、中型、大型、特大型などの呼び方があるというのも特徴ですね。

長く飼いたいのであれば、越冬できる種類を飼うと良いでしょう。

2つ目のポイントは、オス同士を同じケースに入れないということです。オス同士を同じケースに入れてしまうと、どうしてもケンカしてしまいます。

怪我をして弱ってしまうこともありますし、命を落とすこともありますので注意が必要です。基本的には雌雄のつがい1対を飼うようにしておきましょう。

3つ目のポイントは、飼育ケースを清潔に保つという点です。クワガタを飼っていれば、どうしてもコバエ・ダニ・カビという問題がついてきてしまいます。

ケースが不衛生になると、エサが腐りやすくなりますし、腐ったエサを食べてしまえばクワガタは弱ってしまいますよね。ですから、ケース内を清潔に保つという事が必要になってくるわけです。

コバエ対策のためには、コバエシャッターを使う、ケースと蓋の間に新聞紙をひくという方法があります。大きな手間がかかるものではありませんから、しっかり対策してあげましょう。

ダニ対策には、エサを長時間放置しない、過剰な加湿を行わないという事が有効です。ダニが繁殖してしまった場合は、ケース内を熱湯できれいに洗っておきましょう。飼育マットも天日干しするか、新しいものに変えるようにして下さい。

続いてカビ対策ですが、残念ながらカビが生えないようにするというのは不可能です。昆虫マットのカビは成虫に悪影響を与えることはありませんが、止まり木やエサ皿のカビが気になる場合は医療用エタノール等で殺菌してください。

高温多湿になるとどうしてもカビが発生しやすいので、湿気を与えすぎないということも対策に繋がります。

ケースの中にコバエなどが発生すれば、それが家の中にあるというのもちょっと抵抗が出てきますよね。家の為にも、クワガタの為にも気をつけておきましょう。

種類、飼育ケースに入れる組み合わせ、飼育ケース内の清潔、この3つのポイントをしっかり押さえておけば、クワガタを3年以上飼う事も可能です。

せっかくクワガタを飼うんですから、長く楽しんでくださいね。

痛いのは嫌!知っておくべきクワガタに挟まれたときの対処法とは

クワガタと言えば、あの顎がカッコいい!魅力的!そう思っている人が大半ではないでしょうか?しかし、ただ見ているときは良いのですが、クワガタを触っているときに挟まれた!なんていうことが起こらないとは言えません。

挟まれたら、当然痛いです。クワガタは結構力が強いので、必死に外そうとしても簡単には外れない事もあるんですね。

そんなとき、あなたはどう対処しますか?あなた自身、友人、子どもを助けられますか?クワガタの顎は、コツさえ知っていれば簡単に外せるのです。そのコツをしっかりチェックしておきましょう!

クワガタに顎で挟まれたときどうするか、その対処法は2つです。1つは、クワガタを下に降ろして安心させ、クワガタの方から離してくれるのを待つという方法です。

床、地面、樹の上、安定した足場であればどこでもOKです。クワガタ自身が、危険がないと判断できるようにしてあげるわけですね。ただし、クワガタの足が下に着いても、すぐに話してくれるわけではありません。

興奮状態にあるクワガタが落ち着き、危険はないと判断するまでと考えると結構時間がかかることもあるのです。痛いのは耐えるしかない…とも言えますね。

そんなに待っていられない!すぐに離して!そんなあなたは2つ目の方法を実践してみましょう。ズバリ、クワガタを水の中に入れてしまうという方法です。

クワガタは水中で呼吸することが出来ませんから、その苦しさですぐに離してもらえますよ。短時間であれば、水中に入れても問題ないのです。

ただし、長時間水の中に入れれば当然呼吸できずにクワガタが弱ってしまう事になりますので、離れたらすぐに水中から出して呼吸させてあげましょうね。

クワガタの顎が挟むときに力、どのくらいか知っていますか?クワガタの種類によっても違うのですが、400g~600gほどの力がかかっているというデータがあります。

クワガタ1匹の重さが5g~10g程度であることを考えると、自分の体重の100倍近い力でものを挟むことが出来るというわけです。人間の場合は、自分の体重が握力の目安となりますから、クワガタの凄さが分かりますね。

クワガタが顎で何かを挟むとき、それは防衛本能によるものです。外敵を攻撃する目的ですから、それなりの威力があります。自身を守るためですから、当然ですよね。

クワガタに挟まれたときはどうする、という事を知っておくことも大切ですが、まずはクワガタに挟まれないように注意しておくことも心掛けておきましょう。

カブトムシとは違う!?知っておきたい幼虫クワガタの育て方

カブトムシとクワガタ、夏の子供たちにとってどちらも憧れの存在であることに違いはありません。また、クワガタに魅了されている大人も少なくはありませんよね。

同じように捉えられていることも多く、採集方法、飼育方法を一緒だと考えている人もすくなくないのでは?確かに、成虫になってからの飼育方法に大きな違いはありません。

しかし!実は幼虫の時期は、カブトムシとクワガタで飼育方法が異なるのです。間違えたからといって幼虫がすぐ死んでしまうという事にはなりませんが、正しい方法で育てると上手に育つんですよ。

幼虫クワガタはどう育てれば良いのか、2つのポイントを紹介していきましょう。

1つ目のポイントは、産卵する場所です。クワガタを雌雄のペアで飼育している場合、交尾が行われて雌が産卵しますよね。その場所がカブトムシとクワガタでは異なっています。

カブトムシは昆虫マットの中で産卵しますが、クワガタは湿った朽木に産卵します。産卵するための産卵木を用意しておく必要があるわけですね。

産卵木はクワガタの種類に応じて、ベストな木が異なるので注意しておきましょう。

産卵したかどうかは、産卵木の表面を見れば分かります。クワガタは産卵木の表面に穴をあけて産卵をしますので、表面が穴だらけになれば産卵が行われたと考えられます。

幼虫のエサは産卵木です。木を食べれば木くずが出てきます。多く出てくるようになれば、次の段階に移りましょう。

クワガタの幼虫を育てる2つ目のポイント、それが菌糸ビンです。産卵木から木くずが出てくるようになれば、幼虫を菌糸ビンに移動します。菌糸ビンには、幼虫のエサがたっぷりありますからそのままさなぎになるまで待つことになります。

菌糸ビンの中身が減ってきて、糞が増えてくれば新しい菌糸ビンに移してあげてください。だいたい成虫になるまでは1年かかります。

菌糸ビンに入れる幼虫の数は1匹が基本です。1匹の幼虫に対して1つの菌糸ビンが必要になりますので、菌糸ビンは幼虫の数だけ準備しておかなければいけません。

ただし、飼育ケースに入れられる成虫は雌雄1ペアだと考えると、幼虫を何匹育てるかは事前にしっかりと考えておく必要がありますね。

さなぎから羽化した後は、飼育ケースに移しましょう。少し手間がかかりますが、上手に育てる為に頑張ってください。

カブトムシの場合は、産卵からさなぎになるまで昆虫マットから動かすことはありません。幼虫の数を1ケースに4・5匹になるよう調整するぐらいですね。

カブトムシとクワガタ、幼虫ではこんなに飼育方法に違いがあるのか、と驚いたのではないでしょうか。菌糸ビンは自分で作ることも可能ですが、購入する方が簡単で確実でしょう。

幼虫のサイズに応じて、菌糸ビンのサイズも変えていかなければいけません。不安であれば、ショップの店員さんと相談しながら購入するようにすると安心ですよ。

夜行性じゃないクワガタ!?昼間にゲットするならコレだ!

クワガタと言えばどんなイメージがありますか?強い、怖い、固い、黒い、かっこいい、色々な印象がありますよね。

クワガタの活動時間についてはどうでしょうか。夜行性でしょ?多くの人がそう思っているかもしれませんね。実は、昼間活動するクワガタもいるんですよ。

クワガタを捕まえるなら夜間や早朝に頑張らなきゃいけない、そんなことは無いのです!昼行性のクワガタは何か、どこにいるのか、チェックしていきましょう。

昼間に活動するクワガタの中でも、今回は2種を紹介します。まずはノコギリクワガタです。ノコギリクワガタは黒褐色から赤褐色で、顎の内歯がノコギリのようにギザギザしているのが特徴ですね。

北海道から九州まで幅広い地域に生息しているので、比較的どこでも見つけることが出来るクワガタですね。

ノコギリクワガタは夜光虫ではあるのですが、昼間に活動している事も多く、ミズナラやクヌギ、ヤナギなどの樹の上の方で休んでいる事も多いのです。

昼間に活動するクワガタ、もう1種がヒメオオクワガタです。ヒメオオクワガタは完全昼行性で、活動時間は朝10時から夕方5時頃となっています。

なぜヒメオオクワガタは昼行性なのか、それは生息地域が高緯度または高い標高の涼しいところで、夜間の気温が低くなってしまう為なのです。

クワガタは低気温に弱い昆虫ですから、昼間の活動が主になっているんですね。ただ、他のクワガタよりも涼しい地域で暮らしている為か、比較的寒さには強く6月上旬から10月上旬までと活動期間が長いという特徴もあります。

東北北部から北海道、東北南部から九州の高山地域と、生息地域が限られているということは把握しておきましょう。

しかし、いくら昼間に活動しているクワガタを発見しても、採集出来なければ意味がないかもしれませんよね。クワガタには採集するコツがあります。そのコツをチェックしていきましょう。

クワガタを採集する時、樹の上にいるクワガタを捕まえるのは大変ですよね。そんなときは、クワガタの習性を利用しましょう。

クワガタには、擬死という特性があります。擬死、なかなか聞きなれない言葉かもしれませんが、簡単に言えば死んだフリですね。クワガタは、足場に振動を感じると硬直し、擬死(死んだフリ)を行うのです。

体を硬直させた際は、手足が縮んでいる状態となります。当然、樹につかまっている手足も離れてしまうため、クワガタは落下してくるわけです。

ですから、樹を蹴る、ハンマーで叩いてクワガタを採集する事が出来ます。落下したクワガタを捕まえることが可能であれば、樹の上のクワガタを一生懸命捕まえなくても済むのです!

クワガタの擬死は、音が聞こえなくなるまで続くようです。比較的長い間じっとしているので、樹の上から落ちてしまえば捕まえることは難しくありません。

ただし、樹を傷つけたりクワガタを傷つけることがあってはいけません。また、振動を与えてもクワガタが落下してこないケースもあるでしょう。クワガタの採集は丁寧に、慎重に行うようにしたいですね。